こんにちは。
歯科医師の三宅です。
今回は、インプラント治療と糖尿病について、
私が担当した患者様のお話を交えながらお話します。
インプラント治療をご希望で来院されたのですが、
お話を伺うと糖尿病の既往があり、HbA1cがかなり高い状態でした。
このままでは、治癒の遅れや感染リスクの上昇が懸念され、
安全に治療を進めることができません。
私はインプラント治療に限らず、
無理なく・安全に・長く機能する治療を行うことを大切にしています。
そのため、かかりつけの内科の先生と連携し、
まずは血糖コントロールを優先していただく方針をとりました。
数ヶ月後、患者様の努力もあり、HbA1cは7%未満まで改善。
全身状態と口腔内の環境をあらためて評価し、インプラント治療を開始することができました。
糖尿病があるからといって、インプラント治療を諦める必要はありません。
大切なのは、血糖値がしっかりとコントロールされていること、
医科との連携が取れていることです。
そして、もうひとつ大切なのが「治療後のケア」です。
糖尿病をお持ちの方は歯周病のリスクが高く、インプラント周囲炎の発症リスクも上昇します。
せっかく治療をしても、適切なケアを怠ると、インプラントの寿命は大きく左右されてしまいます。
当院では、治療前の診査診断から治療後の定期的なメンテナンスまで、一貫して丁寧に行っています。
初診のご相談から治療後の経過管理まで、責任を持って対応いたしますので、
糖尿病などの全身疾患がある方も、まずはご相談ください。
初診カウンセリング受付中です。

こちらはカウンセリングルームです。
治療への不安を少しでも和らげられるよう、リラックスできる環境をご用意し、
一人ひとりのお悩みやご希望を丁寧にお伺いしています。
インプラント治療に関する不安やご質問、全身疾患との関係など、どんなことでも安心してご相談ください。
どうぞお気軽にお問い合わせください。