「最近お腹の調子が悪い」「健康診断で血糖値が高めと言われた」。そこに「それ、歯ぐきのせいかもしれません」と言われたら、ちょっと話が飛びすぎているように感じますよね。口は口、お腹はお腹、糖尿病は糖尿病。普通はそう考えます。

でも、ここで大事なのは、体はバラバラの部品ではなく、全部つながっているということなんです。歯周病は、ただ歯ぐきから血が出るだけの病気ではありません。歯を支える骨や歯ぐきに慢性的な炎症が起こり、その炎症や細菌の影響が、血流や消化管を通じて全身に広がることがあります(1)(3)。
この記事では、「35歳以上の8割が歯周病」という言葉の正しい受け止め方、歯周病菌が腸内環境に影響するしくみ、歯周病と糖尿病が悪化し合う負のループ、そして強いマウスウォッシュに頼りすぎない本当の対策まで、患者さんにそのままお話しするつもりでわかりやすく整理します。
最初にお伝えしておきたいのは、この記事は不安をあおるためのものではない、ということです。歯周病はたしかに怖い病気です。でも、正しい順番で対策すれば、進行を抑えたり、炎症をコントロールしたりできる病気でもあります。高額なサプリを買う前に、強い洗口液を何本も試す前に、まず知っておいてほしい基本があります。そこを一緒に確認していきましょう。
35歳以上の8割が歯周病って本当?重症者が8割という意味ではありません
「35歳以上の8割が歯周病」と聞くと、8割の人が今すぐ歯が抜けるような重症歯周病だと思ってしまいますよね。そこは少し違います。以前の歯科疾患実態調査で使われていた評価法では、歯肉出血、歯石、歯周ポケットなど何らかの所見がある人を広く拾っていたため、「国民の8割が歯周病」と表現されるようになりました(1)。つまり、重症者だけでなく、初期の歯肉炎や予備軍も含めた言い方です。
ただし、「大げさなら安心」という話でもありません。ここを誤解しないでください。8割という言葉だけが独り歩きすると、「どうせみんな歯周病なら仕方ない」と思ってしまう方もいます。でも、初期の歯肉炎で止められる人と、歯を支える骨まで失ってしまう人では、その後の人生が大きく変わります。
令和4年の歯科疾患実態調査では、4mm以上の歯周ポケットを持つ人は全体で47.9%、45歳以降では年齢階級によって4割台から6割台にのぼります(2)。歯周ポケットとは、歯と歯ぐきのすき間が深くなった状態のことで、歯周病の進行をみる大切な指標です。軽く見ていると、ある日突然「歯がグラグラしてきた」と気づくことがあります。
痛くないから大丈夫、が一番こわい
歯周病はサイレントキラー、つまり静かに進む病気と言われます。虫歯のようにズキズキ痛むとは限りません。むしろ、痛みが少ないまま歯を支える骨が少しずつ溶け、気づいたときには噛み合わせが崩れていることがあります。
診療室でも、「痛くなかったから放っておいたんです」と来院され、検査をしてみると歯周ポケットが深く、歯石も多く、歯がグラグラしているというケースは珍しくありません。しかもご本人は、数日前までそこまで悪いとは思っていないことが多いんです。「急にグラグラした」と感じても、実際には何年も前から静かに進んでいた、ということがよくあります。
ここで大事なのは、歯ぐきから血が出る、口臭が気になる、朝起きると口がネバつく、歯が長く見える、食べ物が挟まりやすい、歯が動く感じがする。こうしたサインは、「まだ痛くないから様子見」ではなく、歯科医院で確認してほしいサインだということです。
歯周病が腸内環境を乱すのはなぜ?口と腸は一本の管でつながっています
歯周病と腸内環境は、思っている以上に近い関係にあります。最近は腸活という言葉が広まり、ヨーグルト、発酵食品、食物繊維、乳酸菌サプリに気をつけている方も増えました。もちろん腸を大切にすることは大事です。でも、腸の入口である口の中が炎症だらけのままだと、せっかく腸活をしていても土台が崩れてしまうことがあります。
口の中の細菌や炎症性物質は、唾液と一緒に飲み込まれます。もちろん、すべての菌が胃酸を突破して腸に定着する、という単純な話ではありません。それでも、P. gingivalis、つまりポルフィロモナス・ジンジバリスなどの歯周病関連菌を口から投与した動物研究では、腸内細菌叢の乱れ、腸管バリア機能の低下、全身炎症や代謝異常との関連が報告されています(4)(5)(6)(7)。
つまり、「口の菌は胃で全部終わり」とは言い切れないんです。もちろん、動画のように「胃酸の海を泳ぎ切る刺客」と表現すると、とてもわかりやすい一方で、医学的にはもう少し慎重に見る必要があります。菌が生きたまま届く場合だけでなく、菌体成分や、口腔由来の炎症が腸内細菌のバランスに影響する可能性も考えられます。
口は消化管の入口です。毎日の唾液、食事、細菌、炎症性物質が、少しずつお腹側にも影響する可能性があります。
P. gingivalisは「歯周病菌の親玉」として研究されている
P. gingivalisは、歯周病の研究でよく登場する代表的な菌です。歯周病菌の中でも、口の中の細菌バランスを乱し、炎症を長引かせる「キーストーン病原体」として扱われることがあります。難しい言葉ですが、イメージとしては、悪玉菌の大軍を一人で全部率いるというより、周囲の菌の勢力図を悪い方向に変えてしまう司令塔のような存在です。
この菌や菌体成分が腸に届くと、腸内細菌叢、いわゆる腸内フローラのバランスが変わる可能性があります。動物研究では、P. gingivalisの経口投与によって腸内細菌叢が乱れ、腸管バリアが弱まり、腸内細菌由来の成分が体内側へ入りやすくなることが示されています(5)。
この「腸のバリアがゆるむ」状態は、一般向けにはリーキーガットと呼ばれることもあります。ただし、リーキーガットは一般的な説明語として使われることが多く、医療機関で一律に診断名として扱われる言葉ではありません。
腸の壁がゆるむと、炎症が全身に広がりやすくなる
腸は、栄養を吸収する場所であると同時に、体に入れてよいものと入れてはいけないものを選別するバリアでもあります。このバリアが弱くなると、腸内細菌由来の成分や炎症を引き起こす物質が体内に入りやすくなり、血流に乗って全身の慢性炎症につながる可能性があります。
ここで「歯周病が腸を破壊する」と強く言い切りすぎるのは安全ではありません。人の体は個人差が大きく、口の状態だけで腸の不調をすべて説明できるわけではないからです。お腹の症状には、食事、ストレス、睡眠、薬、消化器疾患など、さまざまな要因があります。
ただ、口の慢性炎症を放置しないことが、腸や全身の健康を守る一つの入口になる。この方向性は、研究の流れとしてかなり重要になっています。
歯周病と糖尿病は「双方向」に悪化し合います
歯周病と糖尿病は、片方だけが片方を悪くする関係ではありません。ここが本当に大事です。「糖尿病だから歯周病になりやすい」という話は聞いたことがある方もいるかもしれません。でも実は、歯周病の炎症が血糖コントロールを乱す方向にも働く可能性があります。
日本糖尿病学会の診療ガイドラインでも、糖尿病患者への歯周治療は血糖コントロール改善に有効で推奨される、と整理されています(8)。
歯周病では、歯ぐきの奥で慢性的な炎症が起こっています。炎症が続くと、TNF-αなどの炎症性サイトカインやCRPといった炎症マーカーが関わり、インスリンの働きが邪魔されることがあります。インスリンは血糖値を下げるホルモンです。その効きが悪くなる状態をインスリン抵抗性といいます。つまり、歯ぐきの炎症が、血糖値を下げる仕組みにまで影響する可能性があるんです。
一方で、糖尿病で高血糖が続くと、感染への抵抗力や傷の治りが落ちやすくなります。歯ぐきは毎日、噛む力や細菌にさらされている組織です。そこに修復力の低下が重なると、炎症が治まりにくくなり、歯周ポケットの中で細菌がさらに増えやすくなります。
これが、歯周病と糖尿病の負のループです。
歯周病治療でHbA1cが改善する可能性があります。ただし糖尿病が「歯医者だけで治る」わけではありません
ここは希望のある話です。Cochraneのシステマティックレビューでは、糖尿病と歯周炎がある人に対する歯周治療が、通常ケアや無治療と比べてHbA1cを改善する可能性が示されています(9)。日本糖尿病学会の資料でも、複数のRCTを用いた解析で、歯周基本治療によりHbA1cが治療後3か月、6か月、12か月で有意に低下したと説明されています(8)。
ただし、これは「歯石を取れば糖尿病が治る」という意味ではありません。糖尿病の診断や薬の調整は内科の領域です。歯科でできるのは、歯周組織の感染と炎症を抑え、内科治療を助けることです。だからこそ、健康診断で血糖値やHbA1cを指摘された方は、内科だけでなく、歯ぐきの検査も一緒に受けてほしいんです。
強いマウスウォッシュは逆効果?「殺菌すれば勝ち」ではありません
歯周病菌が悪いなら、強いマウスウォッシュで全部殺せばいい。そう思いますよね。実際、ドラッグストアには「強力殺菌」「歯周病菌を撃退」といった言葉が並んでいます。まじめな人ほど、1日何回も使えば早くよくなるのではないか、と考えがちです。
でも、ここが落とし穴です。口の中には悪い菌だけでなく、健康を守る常在菌もいます。殺菌力の強い洗口液、特にクロルヘキシジンなどは歯科治療で役立つ場面がありますが、自己判断で頻回に使い続けると、口腔内細菌叢のバランスを変える可能性が報告されています(11)。
大事なのは、「マウスウォッシュは全部悪い」ではありません。口臭が気になるとき、外出先で一時的に使いたいとき、歯科治療後に指示されたときなど、役立つ場面はあります。ただ、歯周病の根本対策として、強い殺菌だけに頼るのは順番が違うんです。
歯科医師の指示で短期間使う、目的に合った製品を使う、補助的に使う。これはよい使い方です。一方で、1日に何度も、口がヒリヒリするほど、強ければ強いほどいいと思って使う。これはおすすめしません。
バイオフィルムは、うがいだけでは壊れにくい
歯周病菌は、歯の表面や歯周ポケットの中でバイオフィルムというネバネバした膜を作ります。お風呂場の排水口のヌメリを思い出してください。洗剤をサッとかけただけでは落ちませんよね。ブラシでこすって、初めて膜が壊れます。
口の中も同じです。歯周病対策の主役は、液体でうがいをすることではなく、プラークを物理的に取り除くことです。洗口液は、たとえるなら掃除の最後に使う仕上げ剤のようなものです。床に泥が残ったまま香りのよいスプレーをしても、汚れそのものはなくなりませんよね。
日々のブラッシング、フロス、歯間ブラシ、そして歯科医院での専門的なクリーニング。地味ですが、ここを飛ばして「強い洗口液だけ」で何とかしようとすると、肝心のバイオフィルムが残ってしまいます。
歯周病予防の最強習慣は、フロス・歯間ブラシ・よく噛むことです
明日から、いえ今日の夜からできる対策はあります。ここで安心してほしいのは、特別な機械や高価なサプリが必須ではないということです。歯周病予防の中心は、ものすごく地味です。でも、この地味なことを毎日できるかどうかが、数年後、十数年後の歯の本数を分けます。
高額なサプリや特別なマウスウォッシュに走る前に、まずやるべきことは、歯と歯の間のプラークを物理的に壊すこと。そして、よく噛んで唾液を出すことです。
1日1回、夜にフロスか歯間ブラシを使う
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは残りやすい場所です。Cochraneレビューでも、歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使うことで、歯肉炎やプラークを減らす可能性が示されています(12)。
歯と歯の間が狭い方はフロス、すき間がある方やブリッジ・インプラント周囲などは歯間ブラシが向くことがあります。どちらが正解かは歯並びや歯ぐきの状態で変わるので、歯科医院でサイズと使い方を確認するのが一番です。
最初に出血することがあります。ここで怖くなってやめてしまう方が多いのですが、やめる前に一度、歯科医院で見せてください。歯ぐきに炎症があるから血が出ているのか、道具のサイズや角度が合っていないのかで、対策が変わります。
ただし、強く押し込みすぎると傷になります。やさしく、歯の面に沿わせて、毎日続ける。出血や痛みが続く場合は、自己流で頑張りすぎず診てもらってください。
よく噛むことは、唾液という「天然の防御」を増やす習慣です
唾液はただの水ではありません。健康な成人では1日におよそ0.5〜1.5リットルの唾液が分泌され、口の中を洗い流し、飲み込みや消化を助け、粘膜を守ります(13)。さらに唾液には、リゾチーム、ラクトフェリン、ペルオキシダーゼなど、細菌に対する防御に関わる成分が含まれています(14)。
だから、よく噛むことは大切です。唾液は、買ってくるものではなく、自分の体が毎日作ってくれている防御システムです。ところが、早食い、口呼吸、ストレス、薬の影響、加齢などで唾液が少ない状態になると、口の中は汚れが停滞しやすくなります。
一口30回を絶対ルールにする必要はありませんが、早食いをやめて、左右でゆっくり噛む。柔らかいものばかりで済ませず、噛みごたえのある食材も取り入れる。これだけでも、唾液が出やすくなり、口の中の自浄作用を助けます。
自分で取れない歯石は、歯科医院でリセットする
プラークは毎日のケアで落とせますが、歯石になってしまうと自分では取れません。歯石は細菌の足場になり、歯周ポケットの中で炎症を長引かせます。歯科医院では、歯周ポケット検査、レントゲン、歯の揺れ、噛み合わせ、プラークの残り方を確認し、必要に応じてスケーリングやルートプレーニングを行います。
通院間隔は、全員が必ず3か月と決まっているわけではありません。歯周病の進行度、糖尿病の有無、喫煙、磨き残し、噛み合わせ、治療後の安定度によって変わります。目安として3〜4か月ごとのメインテナンスを提案されることは多いですが、担当の歯科医師・歯科衛生士と相談して決めてください。
歯周病の受診目安、検査、治療、費用の考え方
歯ぐきから血が出る、腫れる、口臭が強い、歯が浮く、噛むと違和感がある、歯が動く、膿が出る、歯ぐきが下がった。こうした症状がある場合は、早めに歯科医院で歯周病検査を受けてください。
糖尿病、糖尿病予備群、妊娠中、喫煙者、家族に歯周病が多い方は、症状が軽くても定期的な確認がおすすめです。
検査では、歯周ポケットの深さ、出血、歯石、レントゲンでの骨の状態、歯の動揺、噛み合わせを見ます。治療は、セルフケアの改善、歯石除去、歯周ポケット内の清掃、必要に応じた外科処置、噛み合わせの調整、メインテナンスへ進みます。
費用は、保険診療か自由診療か、検査や処置の範囲、通院回数、使用する材料によって変わります。日本では歯周病の基本的な検査や治療の多くが保険診療で行われますが、再生療法、特殊な外科処置、自由診療のメインテナンスなどは医院ごとに扱いが異なります。
歯周病治療には出血、痛み、知覚過敏、一時的な腫れ、再発、治療しても保存が難しい歯があるといった限界もあります。だからこそ、費用やリスクは治療前に医院で説明を受け、納得して進めてください。
まとめ:近道より、今日の夜のフロスがあなたの未来を守ります
「35歳以上の8割が歯周病」という言葉は、重症歯周病が8割という意味ではありません。でも、歯周病の所見や予備軍が非常に多いこと、そして痛みなく進むことは事実です。さらに、歯周病は口の中だけで終わらず、腸内環境や糖尿病など全身の健康と関わる可能性があります。
強いマウスウォッシュで一発逆転、という近道はありません。やることは、とても地味です。夜にフロスか歯間ブラシを使う。よく噛んで唾液を出す。歯石は歯科医院で取る。血糖値が気になる方は、内科と歯科の両方で体を見ていく。
正しい知識が、あなたの歯を守ります。そして、歯を守ることは、腸や血糖値を含めた全身の健康を守る入口にもなります。今日の夜、まず一本だけでもフロスを通してみてください。そこが、未来の後悔を減らす第一歩です。
7. よくある質問
Q1. 35歳以上の8割が歯周病というのは本当ですか?
「重症歯周病が8割」という意味ではありません。歯肉出血、歯石、歯周ポケットなどの所見を広く含めた表現です。ただし、成人以降に歯周病の所見が増えることは事実で、油断はできません。
Q2. 歯周病が腸内環境を悪くすることはありますか?
可能性はあります。P. gingivalisなどの歯周病関連菌を用いた動物研究では、腸内細菌叢の乱れや腸管バリア機能への影響が報告されています。ただし、人での影響は個人差があり、診断には歯科・医科での評価が必要です。
Q3. 歯周病と糖尿病は関係ありますか?
関係があります。歯周病の炎症はインスリン抵抗性に関わる可能性があり、糖尿病の高血糖は歯周病を悪化させやすくします。両者は双方向に悪化し合うことがあります。
Q4. マウスウォッシュを強く使えば歯周病菌はなくなりますか?
うがいだけで歯周病のバイオフィルムを十分に壊すことは難しいです。強い殺菌剤を自己判断で頻回使用すると、口腔内細菌叢のバランスを崩す可能性もあります。基本はブラッシング、フロス、歯間ブラシです。
Q5. フロスと歯間ブラシはどちらを使えばいいですか?
歯と歯の間が狭い方はフロス、すき間が広い方は歯間ブラシが向くことがあります。歯ぐきを傷つけないためにも、サイズと使い方は歯科医院で確認するのがおすすめです。
Q6. 歯周病治療でHbA1cは下がりますか?
歯周病と糖尿病がある人では、歯周治療によってHbA1cが改善する可能性が複数の研究で示されています。ただし、糖尿病そのものの治療は内科で継続する必要があります。
引用文献
1/安藤雄一. 歯周疾患の有病状況. e-ヘルスネット. 2020./URL:/論文要約:歯周疾患の有病状況と「8割が歯周病」という表現の由来を解説。/この記事で引用した理由:「8割」の正確な意味を説明するため。
2/厚生労働省. 令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要. 2023./URL:/論文要約:4mm以上の歯周ポケット保有割合などを年齢階級別に報告。/この記事で引用した理由:歯周ポケット保有者割合の根拠として使用。
3/National Institute of Dental and Craniofacial Research. Periodontal Gum Disease./URL:/論文要約:歯周病の定義、原因、進行、歯の喪失リスクを一般向けに説明。/この記事で引用した理由:歯周病の基本説明の補強。
4/Arimatsu K, et al. Oral pathobiont induces systemic inflammation and metabolic changes associated with alteration of gut microbiota. Sci Rep. 2014;4:4828./URL:/論文要約:P. gingivalis経口投与と腸内細菌叢、全身炎症、代謝変化の関連を動物研究で報告。/この記事で引用した理由:歯周病菌と腸内環境・全身炎症の説明に使用。
5/Nakajima M, et al. Oral administration of P. gingivalis induces dysbiosis of gut microbiota and impaired barrier function. PLoS One. 2015;10:e0134234./URL:/論文要約:P. gingivalis投与により腸内細菌叢の乱れやバリア機能低下が示された。/この記事で引用した理由:腸管バリア・リーキーガット説明の根拠。
6/Kato T, et al. Oral Administration of Porphyromonas gingivalis Alters the Gut Microbiome and Serum Metabolome. mSphere. 2018;3:e00460-18./URL:/論文要約:P. gingivalis経口投与が腸内細菌叢と血清代謝物に影響する可能性を報告。/この記事で引用した理由:口腔細菌と代謝変化の関連を説明するため。
7/Sohn J, et al. Porphyromonas gingivalis indirectly elicits intestinal inflammation by altering the gut microbiota and disrupting epithelial barrier function. Mol Oral Microbiol. 2022;37:42-52./URL:/論文要約:P. gingivalisが腸内細菌叢変化を介して腸管炎症とバリア機能に関わる可能性を報告。/この記事で引用した理由:腸内環境と炎症の説明に使用。
8/日本糖尿病学会. 糖尿病診療ガイドライン2024 16章 糖尿病と歯周病. 2024./URL:/論文要約:糖尿病患者に対する歯周治療の推奨、HbA1c改善に関するエビデンスを整理。/この記事で引用した理由:糖尿病と歯周病の双方向性、HbA1c改善の説明に使用。
9/Simpson TC, et al. Treatment of periodontitis for glycaemic control in people with diabetes mellitus. Cochrane Database Syst Rev. 2022;4:CD004714./URL:/論文要約:糖尿病と歯周炎がある人への歯周治療が血糖コントロールに与える影響を解析。/この記事で引用した理由:歯周治療によるHbA1c改善可能性の根拠。
10/日本歯周病学会. 糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン 改訂第3版. 2023./URL:/論文要約:糖尿病患者に対する歯周治療の臨床的考え方を整理。/この記事で引用した理由:歯周病と糖尿病の治療連携の補強。
11/Bescos R, et al. Effects of Chlorhexidine mouthwash on the oral microbiome. Sci Rep. 2020./URL:/論文要約:クロルヘキシジン洗口液が唾液中マイクロバイオームを変化させる可能性を報告。/この記事で引用した理由:強いマウスウォッシュの過剰使用への注意喚起。
12/Worthington HV, et al. Home use of interdental cleaning devices, in addition to toothbrushing. Cochrane Database Syst Rev. 2019./URL:/論文要約:歯ブラシに加えたフロスや歯間ブラシが歯肉炎・プラークを減らす可能性を検討。/この記事で引用した理由:フロス・歯間ブラシ推奨の根拠。
13/Iorgulescu G. Saliva between normal and pathological. Important factors in determining systemic and oral health. J Med Life. 2009;2:303-307./URL:/論文要約:唾液の分泌量や口腔・全身健康との関係を解説。/この記事で引用した理由:唾液量と自浄作用の説明に使用。
14/Tenovuo J. Clinical applications of antimicrobial host proteins lactoperoxidase, lysozyme and lactoferrin. Oral Dis. 2002./URL:/論文要約:唾液中の抗菌タンパク質の働きを整理。/この記事で引用した理由:唾液に含まれる抗菌成分の説明に使用。











