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歯周病の自宅ケアは何をすればいい?歯科医が教える歯間ブラシの正しい使い方


監修・執筆:歯科医師 浅野
対象:歯周病予防、自宅ケア、歯間ブラシの使い方を知りたい方


「毎月、歯医者で歯石を取ってもらっているから大丈夫」
「歯周病用の歯磨き粉や洗口液を使っているから、これで治るはず。」

そう思っている方は、少なくないと思います。

きちんと歯科医院に通い、時間もお金もかけている。それでも歯ぐきから血が出る。歯ぐきが少しずつ下がる。冷たいものがしみる。そんな状態が続くと、不安になりますよね。

ここで大事なのは、歯科医院に通うことをやめることではありません。

出血、腫れ、歯のグラつき、膿、噛みにくさがある場合は、自己判断をせず、歯科医院で検査を受けてください。

そのうえで、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。

歯周病の治療では、歯科医院で受ける処置と同じくらい、毎日の自宅ケアが重要です。歯科医院で歯石を取ってもらうだけでは、毎日新しく付着するプラークを取り除くことはできません。

歯周病を歯医者任せにしないこと。これが、ご自身の歯を守るための第一歩です。(1)

この記事では、歯周病の自宅ケアとして今日から始めたい習慣を、歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシの使い方まで含めて、順番にお伝えします。

歯周病の自宅ケアで最も大切なのは、毎日のプラークコントロールです

歯周病の自宅ケアの中心は、プラークコントロールです。

プラークとは、歯の表面に付着する細菌のかたまりのことです。食べかすとは異なり、うがいだけで十分に取り除くことはできません。(1)(5)

少し想像してみてください。

お風呂場やキッチンの排水溝をしばらく掃除しないと、ヌメリがつきますよね。口の中のプラークも、イメージとしてはあのヌメリに近いものです。

歯科では、こうした細菌の集まりを「バイオフィルム」と呼びます。細菌がまとまって歯の表面に付着している状態です。

洗口液を使うことに意味がないわけではありません。しかし、基本になるのは歯ブラシや歯間清掃具で物理的に取り除くことです。洗口液だけで歯みがきの代わりになるわけではありません。(5)

厚生労働省系のe-ヘルスネットでも、プラークは粘着力があり、水に溶けないため、うがいだけでは除去できないと説明されています。歯と歯の間には、歯間ブラシやデンタルフロスの使用が勧められています。

歯石を取れば歯周病は治るのでしょうか?

歯石除去は必要な治療の一つです。ただし、歯石だけを取れば十分というわけではありません。

プラークが残った状態が続くと、唾液中の成分によって石灰化し、歯石になります。歯石は歯ブラシでは取り除けないため、歯科医院で専門的な処置が必要です。一方で、歯石を取ったあとも、プラークはまた付着します。(4)

つまり、歯科医院での処置と毎日の自宅ケアは、どちらか一方を選ぶものではありません。両方が必要です。

歯科医院は、単に歯石を取る場所ではありません。

「どこに磨き残しがあるのか」
「歯間ブラシのサイズは合っているか」
「今の症状にどのケアが必要か」

これを確認する、答え合わせの場所でもあるのです。

歯肉炎と歯周炎は同じではありません

歯ぐきの炎症があるだけの歯肉炎は、適切なプラークコントロールによって改善が期待できます。

一方で、歯を支える骨などの歯周組織にまで影響が及んだ歯周炎では、歯科医院での検査や治療が必要です。(8)

ここは、とても大切なポイントです。

「歯周病は自宅ケアで治せる」とだけ聞くと、歯科医院に行かなくてもよいように感じるかもしれません。

しかし、骨の状態や歯周ポケットの深さは、ご自身では判断できません。歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間にある溝が深くなった状態をいいます。

歯ぐきから血が出る。腫れている。口臭が気になる。歯ぐきが下がってきた。歯が動く。膿が出る。

このような症状があれば、セルフケアだけで様子を見続けず、歯科医院で診てもらってください。(8)

日本歯周病学会も、歯みがき時の出血に気づいた場合は早めの歯科受診を勧めています。また、腫れが一時的に引いても、歯周病が治ったとは限らないと注意を促しています。

歯周病は、歯ぐきだけの病気ではありません

歯周炎が進行すると、歯を支えている「歯槽骨」という骨が失われることがあります。

歯周病は、歯ぐきだけが腫れる病気ではありません。支えが減ると歯がグラつき、進行した場合には歯を残すことが難しくなることもあります。(8)

だからこそ、症状が軽いうちに原因を確認し、毎日のケアを立て直すことが大切です。

なぜ毎日の歯みがきが重要なのか:歴史的な研究からわかること

歯ぐきの炎症とプラークの関係を示した有名な研究があります。

1965年にLöe博士らが発表した「Experimental Gingivitis in Man」です。(2)

この研究では、健康な歯ぐきを持つ参加者が口腔清掃を中断すると、プラークの蓄積とともに歯肉炎が起こりました。その後、口腔清掃を再開すると、炎症は改善しました。

この研究からわかるのは、歯肉炎の改善には、毎日のプラーク除去が非常に重要だということです。

ただし、この研究は歯肉炎についての研究です。

骨の減少を伴う歯周炎が、どの段階でも歯みがきだけで元通りになるという意味ではありません。ここを混同しないようにしてください。

30年間の研究が示した、ホームケアと定期管理の力

「年齢を重ねたら、歯は少しずつ失われていくものではないですか?」

そう感じる方もいると思います。

ですが、日々のセルフケアと歯科医院での定期的な管理を組み合わせることには、大きな意味があります。

Axelsson博士らは、丁寧に管理されたプラークコントロールプログラムを継続した成人を30年間追跡しました。

参加者は、歯ブラシや歯間清掃具の使い方について継続的な指導を受け、必要に応じて専門的なクリーニングも受けていました。30年間の歯の喪失は、年齢群によって平均0.4〜0.7本と少なく抑えられていました。(3)

ここで大切なのは、「歯医者に行かず、自宅だけで何とかした」という研究ではないことです。

自宅で正しく磨く。
歯と歯の間も清掃する。
歯科医院で状態を確認する。
必要に応じて専門的なケアを受ける。

この組み合わせを長く続けた結果です。

歯を守る主役は患者さんご自身ですが、歯科医院はその伴走者です。

歯周病の自宅ケアでは、歯ブラシ1本で全部落とそうとしないでください

歯ブラシは大切です。

ただ、歯ブラシだけで歯と歯の間を十分に清掃することは難しいのです。

日本歯科医師会の情報では、歯ブラシだけで除去できる歯間部のプラークは61%とされています。(4)

丁寧に磨いているつもりでも、歯と歯の間には汚れが残りやすいということです。

ここで必要になるのが、デンタルフロスや歯間ブラシです。

フロスと歯間ブラシは、どちらを使えばよいですか?

歯と歯の隙間が狭いところには、デンタルフロスが向いています。歯が重なっている部分にも使いやすい道具です。

ある程度の隙間があるところには、歯間ブラシが向いています。

歯ぐきが下がってきた方、ブリッジが入っている方、インプラント治療を受けた方では、歯間ブラシが役立つ場合があります。

ただし、インプラント周囲のケアは状態によって適した道具が異なるため、歯科医院で確認してください。

すべての隙間に、同じ道具を使う必要はありません。部位によって、フロスと歯間ブラシを使い分けることもあります。

日本歯科医師会も、歯間が広い場所には歯間ブラシ、狭い場所にはデンタルフロスを勧めています。

歯ブラシの正しい磨き方:強くこするより、毛先を届ける

歯ブラシの基本は、力を入れて大きく動かすことではありません。

毛先を狙った場所に当て、小刻みに動かすことです。

特に意識したいのは、歯と歯ぐきの境目、奥歯の後ろ側、歯並びが重なった部分、前歯の裏側です。

歯ぐきが比較的健康な方は、毛先を歯の表面に当て、小さく動かします。歯ぐきに炎症がある方では、歯と歯ぐきの境目に毛先を向ける方法が使われることがあります。

ただし、力が強すぎると歯ぐきを傷つけることがあります。痛みや出血が続く場合は、歯科医院で当て方を確認してください。

毎回、同じ順番で磨くと磨き残しが減ります

おすすめは、一筆書きのように順番を決めることです。

たとえば、右上の奥歯から左上の奥歯へ進み、次に左下の奥歯から右下の奥歯へ戻る。表側、裏側、噛み合わせの面を分けて磨く。

こうすると、「いつも同じ場所だけ磨き忘れる」ということが減ります。

歯みがきは、勢いで終わらせるのではなく、場所を確認しながら進める作業です。

歯間ブラシの正しい使い方:サイズと角度が大切です

歯間ブラシは、無理に押し込む道具ではありません。

歯と歯の間にゆっくり入れ、左右の歯の側面を清掃する道具です。

下の歯では、やや斜め上方向から入れると通しやすくなります。上の歯では、やや斜め下方向から入れると通しやすくなります。

通したあとは、ただ前後に動かすだけでなく、左右の歯の側面に毛先を軽く当てるように動かしてください。(4)

歯間ブラシが入らないときは、無理をしないでください

歯間ブラシが入らない部分に、力を入れて押し込む必要はありません。

隙間が狭い場合は、デンタルフロスの方が合っている可能性があります。

歯間ブラシが太すぎると、歯ぐきを傷つけることがあります。反対に細すぎると、歯の側面に毛先が十分に当たらず、清掃効果が下がることがあります。

歯と歯の隙間は、場所によって違います。

1本ですべての隙間に対応できる方もいれば、複数のサイズを使い分けた方がよい方もいます。

初めて使うときは、歯科医院でサイズを選んでもらってください。

「この場所には何サイズが合いますか」と聞いて構いません。

歯間ブラシは何回使えばよいですか?

まずは1日1回、就寝前の歯みがきとセットにしてください。

毎食後、完璧にやろうとすると続かない方もいます。最初から100点を目指す必要はありません。

まずは夜だけ。

歯間ブラシまたはフロスを使い、そのあとに歯ブラシで磨く。この流れを習慣にしてください。

フロスを先に使い、そのあとに歯ブラシで磨く順番については、歯間部のプラーク減少とフッ化物の保持に有利だったというランダム化比較試験があります。(7)

ただし、最も重要なのは順番だけではなく、毎日続けることです。

歯間ブラシはいつ交換しますか?

使用後は、そのつど流水で洗い、風通しのよい場所で保管します。

日本歯科医師会の情報では、週に1回程度を目安に交換し、毛先が汚れたり曲がったりした場合は早めに交換することが勧められています。(4)

夜の歯みがきを丁寧に:続けやすい自宅ケアの順番

忙しい方におすすめしたい夜のケアは、次の流れです。

まず、フロスまたは歯間ブラシで、歯と歯の間を清掃します。

次に、歯ブラシで歯の表面、歯と歯ぐきの境目、奥歯の後ろ側、前歯の裏側を磨きます。

最後に、歯磨剤を軽く吐き出します。

成人では、むし歯予防のために1,400〜1,500ppmFのフッ化物配合歯磨剤を歯ブラシ全体に使い、就寝前を含めて1日2回磨く方法が示されています。

うがいをする場合は、少量の水で1回にすると、フッ化物を口の中に残しやすくなります。(6)

歯周病ケアとむし歯予防は、別々に考える必要はありません。

歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間を丁寧に清掃し、フッ化物配合歯磨剤を適切に使う。毎日の基本を積み重ねることが大切です。

歯みがきや歯間ブラシで出血したら、どうすればよいですか?

歯みがきや歯間ブラシの使用時に出血すると、不安になりますよね。

出血は、歯ぐきに炎症があるサインの一つです。(8)

ただし、強く磨きすぎて歯ぐきを傷つけている場合や、合わないサイズの歯間ブラシを無理に入れている場合もあります。

痛みが強い。腫れがある。出血が続く。膿が出る。歯がグラつく。

このような場合は、自己判断で道具の使用を続けず、歯科医院で診てもらってください。

「血が出るから、歯と歯の間を触らないようにしよう」と考えると、必要な清掃まで避けてしまうことがあります。

反対に、「血が出ても強くこすればよい」と考えるのも危険です。

必要なのは、原因を確認することです。

洗口液や歯周病用の歯磨き粉だけで治りますか?

洗口液や歯磨剤は、毎日のケアを補助するものです。

製品によっては有効成分が含まれ、歯周病や口臭の予防を目的として使われるものもあります。(4)

ただし、プラークは粘着性があり、水に溶けにくいため、うがいだけでは十分に取り除けません。

歯ブラシや歯間清掃具による機械的な清掃が基本です。(5)

高価な製品を買う前に、まず確認してほしいことがあります。

歯と歯の間を毎日清掃できていますか。
歯ぐきとの境目に毛先が届いていますか。
自分の磨き残しのクセを把握していますか。
歯間ブラシのサイズは合っていますか。

ここが変わらなければ、道具だけを替えても十分な改善につながらないことがあります。

歯科医院を「答え合わせの場所」にしてください

歯周病の自宅ケアで迷ったら、歯科医院で次のように聞いてください。

「私の磨き残しは、どこに多いですか」
「フロスと歯間ブラシは、どちらが合っていますか」
「歯間ブラシは、どのサイズをどの場所に使えばよいですか」
「出血の原因は、炎症ですか。それとも力の入れすぎですか」
「私の場合、どのくらいの間隔で定期管理を受けた方がよいですか」

磨き残しには、一人ひとりのクセが出ます。

歯並び、歯ぐきの状態、治療した歯の形、ブリッジやインプラントの有無によっても、必要な道具は変わります。

毎日ケアをするのは、患者さんご自身です。でも、全部を自己流で決める必要はありません。

今日から始める、歯周病の自宅ケア3つの習慣

最後に、今日から始めていただきたいことを3つに絞ります。

1. 歯ブラシ1本で全部落とそうとしない

歯と歯の間には、フロスまたは歯間ブラシを使ってください。

歯ブラシが届きにくい場所を、別の道具で補います。

2. まずは夜1回、歯間清掃を続ける

完璧を目指して、三日で終わってしまうよりも、夜の1回を続ける方が大切です。

習慣になったら、ご自身に合う回数や方法を歯科医院で相談してください。

3. 歯科医院で、自分のケアを答え合わせする

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歯科医院は、歯石を取るだけの場所ではありません。

磨き残しを確認し、自宅ケアを調整する場所です。

歯周病の自宅ケアは、特別に難しいことではありません。ただ、自己流のままでは、届かない場所が残ることがあります。

歯を守る主役は、あなた自身です。

そして、正しい方法を一緒に確認するのが、歯科医師や歯科衛生士の役割です。

今日から、寝る前のフロスまたは歯間ブラシを始めてみてください。


7. よくある質問

歯周病は自宅ケアだけで治せますか?

歯肉炎であれば、適切なプラークコントロールによって改善が期待できます。

ただし、骨の減少を伴う歯周炎では、歯科医院での検査、歯石除去、必要に応じた専門的な治療が必要です。自宅ケアは治療の中心ですが、歯科受診の代わりではありません。

歯間ブラシとデンタルフロスは、どちらがよいですか?

隙間が狭い場所にはデンタルフロス、ある程度の隙間がある場所には歯間ブラシが向いています。

部位によって使い分けることもあります。初めて使う場合は、歯科医院で適した種類とサイズを確認してください。

歯間ブラシで出血したら、使うのをやめるべきですか?

出血は歯ぐきの炎症が原因となる場合がありますが、歯間ブラシのサイズや入れ方が合っていない場合もあります。

出血が続く、痛みが強い、腫れや膿がある、歯がグラつく場合は、歯科医院で確認してください。

歯間ブラシは歯磨きの前と後のどちらに使いますか?

フロスを先に使い、その後で歯ブラシを使うと、歯間部のプラーク除去とフッ化物の保持に有利だったという研究があります。

ただし、順番にこだわりすぎて続かなくなるよりも、毎日習慣にすることが大切です。

歯間ブラシは毎日使いますか?

まずは1日1回、就寝前のケアに取り入れてください。

日本歯科医師会も、歯ブラシに加えて、1日1回はデンタルフロスや歯間ブラシを使った丁寧なブラッシングを習慣にするよう案内しています。

歯間ブラシはいつ交換しますか?

日本歯科医師会の情報では、週1回程度が交換の目安です。

毛先が汚れた場合、曲がった場合、傷んだ場合は早めに交換してください。

8. 引用文献

(1)日本歯周病学会. 歯周病の治療|歯周病Q&A.
歯周病治療では、歯科医院での処置だけでなく、患者自身が日常的にプラークを除去することが重要であると説明しています。
この記事で引用した理由:自宅ケアが歯周病治療の中心であること、フロスや歯間ブラシを取り入れる意義を示すため。

(2)Löe H, Theilade E, Jensen SB. Experimental Gingivitis in Man. J Periodontol. 1965;36:177-187.
口腔清掃を中断するとプラークが蓄積し、歯肉炎が生じることを示した歴史的研究です。口腔清掃の再開後には炎症の改善が確認されました。
この記事で引用した理由:プラークと歯肉炎の関係、毎日の口腔清掃の重要性を説明するため。

(3)Axelsson P, Nyström B, Lindhe J. The long-term effect of a plaque control program on tooth mortality, caries and periodontal disease in adults: Results after 30 years of maintenance. J Clin Periodontol. 2004;31:749-757.
セルフケア指導、歯間清掃具の使用、専門的な管理を組み合わせた予防プログラムを長期間継続した成人では、30年間の歯の喪失が少なく抑えられていました。
この記事で引用した理由:ホームケアと歯科医院での継続管理を組み合わせる意義を説明するため。

(4)日本歯科医師会. 使いこなせてますか?「歯間清掃具」|お口と歯の健康最前線.
歯ブラシだけで除去できる歯間部プラークは61%程度であり、歯間の広さに応じて歯間ブラシやフロスを使い分けるよう説明しています。歯間ブラシの入れ方、保管方法、交換時期も掲載されています。
この記事で引用した理由:歯間ブラシの実践的な使い方を、患者さん向けに具体化するため。

(5)e-ヘルスネット. プラーク/歯垢. 最終更新2024年5月8日.
プラークは、うがいだけでは取り除けず、歯ブラシで機械的に除去することが基本であると説明しています。歯間部には歯間ブラシやデンタルフロスの使用が勧められています。
この記事で引用した理由:プラークの定義と、洗口液だけでは十分ではない理由を説明するため。

(6)e-ヘルスネット. フッ化物配合歯磨剤. 最終更新2023年4月19日.
6歳以上の成人・高齢者には1,400〜1,500ppmFの歯磨剤を歯ブラシ全体に使用し、就寝前を含めて1日2回磨く方法を示しています。すすぐ場合は、少量の水で1回としています。
この記事で引用した理由:成人のむし歯予防も考慮した、夜の歯みがき方法を説明するため。

(7)Mazhari F, Boskabady M, Moeintaghavi A, Habibi A. The effect of toothbrushing and flossing sequence on interdental plaque reduction and fluoride retention: A randomized controlled clinical trial. J Periodontol. 2018;89:824-832.
フロス後に歯ブラシを使用した群では、歯ブラシ後にフロスを使用した群と比べて、歯間部のプラーク減少とフッ化物保持に有利な結果が示されました。
この記事で引用した理由:夜のケアの順番として、フロスまたは歯間ブラシを先に使う提案を補強するため。歯間ブラシについて直接検証した研究ではないため、記事では断定を避けています。

(8)日本歯周病学会. 歯周病の症状|歯周病Q&A.
歯みがき時の出血、腫れ、歯の動揺、膿、歯周ポケットなどの症状と、歯科受診の必要性を説明しています。歯肉炎と歯周炎の違いについても掲載されています。
この記事で引用した理由:セルフケアだけで様子を見続けない方がよい症状を、患者さん向けに明確にするため。



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